第84話 Freud
フロイトには
人間にはお部屋があるよって教えてもらった
ユダヤの学者
人間の心には2つのお部屋がある
『意識の部屋』
『無意識の部屋』
『無意識の部屋』から『意識の部屋』の間には
『番人』がいて
『意識の部屋』に入ることができる思考を制限しているのだそう。
その上で、人間が知らないことは2つある
1つは、番人が『無意識の部屋』から『意識の部屋』に
思考を移す基準
2つ目は、そこに番人がいることさえわからないということ
だって、思い出せない記憶はあろうと、
大体今ある思考が自分の全てだと感じるでしょ
でも、実際は『無意識の部屋』に閉じ込められている思考
閉じ込められていることにさえ気づくことのできない思考が
沢山あって
その大抵が『考えたくないこと』
自分の嫌いな部分であったり、人に知られたくない部分
つまり、『意識の部屋』は
『自分はこういう人間だ』という事実よりか
どっちかというと
『自分はこういう人間になりたい』=『自分』という
バイアス全開の
そんな姿なのかもしれない。
でも、無意識の部屋でしょ。
意識あるものを無意識にできても、
無意識のものを意識にするのは
そもそも無意識で気づけないから無理じゃね、と。
なんか自分の嫌いなところとか
直したいところとか
クソみたいに沢山あって
それを自覚するために
今日の日記はフロイト登場させたけど
書きながら
フロイト出しちゃったら
自覚できず無意識で終わってしまうなと思ってしまった。
そんな中、ゴールとして考えついたこと。
大切なのは、
相手の無意識の部屋を見ることができて
それを意識の部屋に連れ出し
一緒にその嫌いな部分を克服してくれる
それが互いにできる
自分の知られたくない、口出しされたくない
そんなところに
突っ込むことが許される
仲間の存在なのかな
そんな気がした。